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美保関神話


なんとも壮大でおおらかな日本の神話には、 出雲の地が何度も登場します。
そう、ここはまさに世界の始まりの舞台。 意外と人間くさく、愛嬌のある
「やおよろずの神様」たちに あなたも会いにきませんか?

国引きのお話

世界のはじまり、やおろずの神々の時代・・・
出雲には巨人の神様がいました。 巨神は「八雲立つ出雲の国は、
小さく若く、未完成な国だなぁ」と思い 、 能登半島の方に見つけた
「国のあまり」を綱で 「国来、国来“くにこ、くにこ”」と言って
引っ張ってきました。

そして縫い合わせたのが「美保関」。 その時使った綱が、今の弓ヶ浜、 杭にしたのが 大山であると言われています。
なんとも雄大なお話であります。

 

諸手船神事 12月3日


国ゆずりのお話

美保神社に祭られているのは、エビス様で親しまれる コトシロヌシノミコト。
出雲大社の祭神、オオクニヌシノミコトの長男であります。
昔出雲国を治めて居られたオオクニヌシノミコトのもとへ天照大御神のお使いとしてタケミカヅチの神が降臨され国譲りの交渉をされました。

オオクニヌシノミコトは急いで美保関のコトシロヌシノミコトのもとへお使いを出し相談しコトシロヌシノミコトは 「譲りなさい」とお答えになりました。

そして、海中に 榊の葉で垣根を作り、お隠れとなりました。
そして円満に国譲りが行なわれた。

この故事にもとずいて行なわれるのが、諸手船神事と青柴垣神事であります。その時の様子を再現し、今に伝えているのが美保神社の二つのお祭りです。

青柴垣神事 4月7日

 
 
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